システムエンジニアに多いうつ病対策

システムエンジニアには工程毎の細かな締め切りがあり、その締め切りに間に合わないと次の工程の担当者に多大な迷惑がかかる場合もあり、無理な仕事のスケジュールになることも多い職業である。また、上位工程の作業を任される立場になればなる程、責任も重くなり、重圧を感じるようになってくる。システムエンジニアの仕事は1人で黙々と行っているように見えるが、実は色々な人たちとのコミュニケーションが必要であり、うまく意思疎通が出来なければきちんとしたシステムの構築ができないので、人との関わり合いも重要になってくる。

そのため絶えず心身に負担がかかり、仕事から逃げたい、会社に行きたくないと思うようになってくると、次はうつ病へと移行してしまう。うつ病に1度かかってしまうと、そこから回復するまでにかなりの時間がかかり、職場復帰が難しいということにもなりかねない。そのような心の病にかからないためにも、普段から息抜きの方法やレジャーや趣味などの楽しみを持って、仕事から完全に離れる時間を取る必要がある。

万が一うつ病になったと感じた時は、すぐにでも専門医に相談して早めの対処が大切である。少しでも早く対処できれば、それだけ早く回復し、職場復帰も可能になる。上司や回りの人に病気を告知して、無理のないスケジュールに変更してもらうことも重要である。なぜなら、この病気は元気がない、サボっているとしか他人には見えないからである。
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